2003年は全部で23作品の中からノミネートです。2002年は15作品だったので
今年は普通に良くなかったものは簡単に落とせました。


 1位 シティ・オブ・ゴッド
(今年は文句なしの1位!群像劇でこれほど人物の書き分けが出来ているのは見事。笑える場面もあり、眼を背けたく場面もあり、1800円がこれ程安く思えたのは久々でした)
 2位 猟奇的な彼女
(シティを見るまで、これが1位でした。恋愛のみ映画をこよなく嫌う俺が、すんなり受け止められたのはスゴイ!脚本の勝利。何でもないように見過ごしてたシークェンスが見終わった後に、ジワジワと意味を持ち始める映画でした)
 3位 キル・ビル
(これは映画単体のみではなく、後のイベントでの楽しみも加味しての3位。まーこんなものを作って受け入れられるのはタランティーノくらいでしょ。そーいう意味でも貴重な作品でした。栗山千明ポイントも高し)
 4位 くたばれハリウッド
(ドキュメンタリータッチだけど、古い写真や映像を組み合わせて1時間半も持たせるのはスゴイ。まあ内容的には本人の都合よい言い分が満載だが、それを差し引いても良い作品でした)
 5位 インファナル・アフェア
(警察に潜入したマフィアと、マフィアに潜入した刑事の対比という良くあるネタ二つを臆面もなく組み合わせる香港映画はスゴイね。ただ、前半は結構シビレるのだが、途中から失速。それがね・・・)
 6位 パンチドランク・ラブ
(何の前情報も持たず、友人に強引に連れてかれた作品。でも見終わった後、映画というものをジャンル分けするの愚かさを痛感した。ジャンル分けなんてただのマーケティングの手法でしかないんだね。不思議な後感覚がスゴイ!)
 7位 ラスト・サムライ
(去年のラストに観た。観る前はバカ映画かなって思ってたけど、結構ちゃんとしてた。期待が薄かった分評価もちょい増しかな。渡辺謙が好きなのも大きい。しかし小雪は喋らすと大根丸出しだなー、絵的には良かったのに・・・)
 8位 クローサー
(これ、去年だったらもっと高いところにきた。とにかくヴィッキー・チャオの可愛さにノックアウトっす。女主人公・3人・アクション・荒唐無稽な設定。とにかく観終わった後の爽快感はNo.1だったかも)
 9位 ボウリング・フォー・コロンバイン
(これも友人に無理矢理連れてかれた作品。しかし、素晴らしいドキュメンタリーでした。とにかくカナダに対する意識(今まであんま何もなかったけど・・・)は一変しました)
10位 マッチスティックメン
(キューティーブロンド2との接戦でした。14歳の少女役の女性が実年齢25歳という前情報を入れてしまったために、そっちにばっかり気を取られた。ドンデンも突っ込みどころ満載だったのがマイナス評価かな)
 次点 ・キューティーブロンド2
    ・リベリオン
    ・天使の牙
といったところです。ここまでは、結構納得できた作品だったので、今年は
まあまあ良かったというところですな。
ただ、邦画(13階段・あずみ・青の炎・魔界転生踊る大捜査線2)が全て外れた。
また、期待値が大きかった作品(T3・踊る大捜査線2・英雄[HERO])の外しっぷりは凄かった。
今年は邦画に頑張って欲しいね。