「長征」上・下巻  横山光輝


紅軍の長征を描いた作品。一応、毛沢東周恩来も出てくるが、政治的な話よりも、一兵士に視点をおいて、長征がどれだけ凄惨なものだったかを描いている。靴に使われている、豚皮をなめして食するシーンが出てくるが、昔、大河ドラマの「山河燃ゆ」に同じようなシーンがあって、強烈にインパクトを受けたのを覚えている。