「エターナル・サンシャイン」
池袋で観る。
「アビエイター」は長いし、「隣人13号」はグロそうだし、「真夜中の弥次さん喜多さん」は危険が多そうだし、時間も合ったのでこれにしました。いや、前情報殆ど無し。とりあえず、「別れた恋人の記憶を消す」話というのだけは知ってました。
まあ、そういうジャンルがあるとしたら「記憶消しジャンル」ですな*1。
もっと細かく分類すると、「記憶戻り系」*2。でも、「メメント」ほど、あからさまじゃないけどね。
観る前は、この「恋人の記憶を消す」という（今までの記憶消し系は、全部だったり記憶のすり替えだったり、なのだが）、このピンポイントの消しをどうやるのかが勝負なのでは、と思っていた。この部分は、かなり満足なクリア。「ああ確かに、その方法なら消せるかも」と思わせてくれることができたので*3。
まあ、難しいところで、あんな小さな病院だけがやれてるのか？って疑問はあるし、実際に脳をいじるんだから、もっと真面目に仕事して欲しいもんだ。
アバンタイトルは結構長めで、正直「まずったか」と思ったが、後々の為の大切なネタフリだった。話的には、非常に小さい世界での出来事なのだが*4、恋愛の話だからということもあるが、普遍的なテーマの包括感があった。
なかなかの佳作というか、脚本の上手さで観させる映画なので、大変勉強になったし、刺激になった。
今月の家計のやり繰りに余裕があったら、是非是非。
