「無限の住人」 沙村広明

2日にかけて、マンガ喫茶沙村広明の「無限の住人」既刊17巻を読破。このマンガの存在は知っていたが、主人公が不死という設定が読まず嫌いの原因。だってそれはこういう対決モノでは反則でしょう。実際、不死じゃなかったら勝てなかった闘いというのがかなりあって、実は卍はそんなに強くなかったりするのがミソなのかね。でも、結構おもしろかった。まだ完結していないので、続けて読んでみよう。
剣で闘っていくというのは「ベルセルク」に近いものがあるが、「ベルセルク」は生身の人間が人外と闘うという「んな、無茶な」という感じがあって、力のインフレが逆の意味で起きているところがミソ。でも最近は「狂戦士の甲冑」とか出てきてちょっと興ざめ。生身の人間が、ってとこが良かったのにね。