「NHKスペシャル『サイボーグ技術が人類を変える』」

id:hon氏に薦められて、再放送を観る。
いやー、まさに攻殻機動隊の世界がそこまで来てるって感じですな。みんな普通に脳になんか入れてるし。
義手、義足、人工内耳といった「欠損した機能を補う」といった技術の進歩は必要だし、素晴らしいのだが、問題はその技術の先に何があるかということだな。
日本製のパワードスーツはちょっと趣味入ったデザインだったな。ユンボの進化系みたいになってるかと思ったよ。ただ、穿った見方をすれば「軍事面での活用ができます」という見地を回避するためにワザと近未来チックにしたとも言えるけど、多分学生たちが「こっちの方がキャシャーンっぽいですよ!」とか盛り上がってああなったんだろうけど。今年実用化ですか…。もうどっかに「御神苗優」はいるな。


コンピューターインターフェースは前々から開発されているのは知っていたが、これの行き着く先もやっぱり軍事面だな。特にテクノロジーが上がっていって複雑化高度化した戦闘機のパイロットを戦闘で失わなくて済むからな。
ロボット歩兵はコストの問題から実用化されるのはかなり先だろうけど、パイロットの問題は切実だからなぁ。
「エネミーライン」でいくらアメリカだって、一兵士の救出にそこまでやるか?っていう突っ込みも、その兵士がパイロットだからというと見方が変わってくる。歩兵の代わりはいくらでもいるけど、パイロットの代わりはそういないからね。