「CUE」 村上かつら

漫画喫茶で全三巻を読了。
芝居に興味が無かった中学3年生の男子が、同級生の女子に誘われて演劇の世界に入っていく話と、かつての小学校の同級生だった3人の男女の話が入り乱れる構成。
正直言って、この人の構成力って酷くて、まあ打ち切りだったのかも知れないが、いつもラストカットのカタルシスは殆どない*1
でも、好きな作家で、特に「天使の噛み傷」をスピリッツで読んで、単行本化されるのを何年も待っていたりした。
演劇の捉え方や、導入は良かったのだが、消化しきれなかった感が強いな。

*1:意図的なのかな?