「2006年映画館で観た映画ランキング」

今年は28本観た。その中からベスト10を発表!


第10位 「キング・コング


うーん、消去法で生き残った。まあ、俺は「ハリーハウゼン・チルドレン」だしね。とにかく、ピーター・ジャクソンの原作へのリスペクトにリスペクト。やっぱ、リメイクとか映像化とかオマージュって好きな人にやって欲しいもんだよね。


第9位 「THE有頂天ホテル


これも限りなく消去法で。群像劇は好きだしね。


第8位 「男たちの大和


えー、後で登場する作品が無ければもっと上だったかも知れないけどね。ただ、このバランス感覚は見事。しかし、それが現状の限界だって事も思い知らされるね。


第7位 「時をかける少女


映画としては文句の無い作品。ただ、アニメ映画としては、題材的に正しいのか?という疑問も残る。まあ、バジェット的な問題もあるけど、良作が良作として認められる事は良いことだ。


第6位 「ホテル・ルワンダ


公開の為の署名運動にも参加したので、観た時はそれなりの感慨があったね。しかし、観た映画館の劣悪な環境には参ったが…。


第5位 「鉄コン筋クリート


観た後に原作を読み直したが、本当に原作の作品世界を崩さず、尚且つ絵柄を変更する事によって、観客層を広げている気がした。とにかく蒼井優の凄さを感じろっ!!って事で。


第4位 「ヒストリー・オブ・バイオレンス


まあ、事前情報を何も入れずに観れたので、良かったね。


第3位 「初恋」


とにかく丁寧な作り。そして、題材へのアプローチが良かった。「アイドル映画ですが、何か?」という作り手の強烈なメッセージが。「エロ漫画ですが、何か?」と放ちつつ、強烈に世界観を構築していた作家群を思い起こさせた。


第2位 「硫黄島からの手紙


最後の突撃前の「何時の日か、後世の人々から…」というくだりで落涙。スイマセン、61年後全然そんな事無いです。靖国行って良し、悪しってな論争やってます。


第1位 「運命じゃない人


まあ、とにかく映画は掛けた金じゃない、出てる俳優でも無い。まずはアイデアと構成だよ。という事を強烈に伝えてくれた。文句無しの2006年No.1。


まあ、結局ベストに残る作品は、観た時に何かしらコメント書いているので、詳細はそっちを見てね。
来年はもっと本数を増やすか!!