「ロボコン」
コンセプト的には「シムソンズ」と同じだな。落ちこぼれ高専生がロボコンに出て奮戦するという話。
しかし、長澤まさみ、塚本高史、伊藤淳史、小栗旬という若手の実力人気がある4人の俳優を使い、コンセプト的にも面白くなりそうな素材を、ここまで面白くなく、抑揚が無い映画にするのは、逆にスゴイな。
「シムソンズ」の良く出来具合が、より際立ったよ。
確かに、効果音やBGMで無理矢理盛り上げたりするのは興ざめすることはあるけど、ここまで何もしないのもすごいね。
人物の掘り下げも無く、いきなり長澤まさみが「勝ちたいんです」と言い出しても、「アンタさぁ〜」としか思えない。つーか、4人の関係性の変化も、始めの立ち位置が重要でしょ。
いや〜、久々に酷いもん観ちゃったな〜。