「私の頭の中の消しゴム」

姉弟子からメールでの紹介もあり、今日は一日会社で作業だと解っていたので早く上がれそうだし、まあ移動時間も少ないしという事で、ルテアトル銀座で鑑賞。まあこういう機会が無ければ観ないよな、朗読劇。
まあ、大まかなストーリーの流れは、緒方直人と永作博美でやった原作のドラマを観ていたので知っていたが、なるほどこういう作りか、とちょっと感心した。


出演は、鈴木亜美と崎本大海。何組かの組み合わせで2日づつの公演らしいが、上記の理由もあり、生アミーゴでも観るかという気持ちで、この組み合わせを選ぶ。
お互いがそれぞれ日記を読み上げる形式で進む。つまりは全編モノローグ。出会いから、別れまで全てをそれでやるのだ。
そういう作りなので、まあお互いの感情がすれ違う処が面白い。付き合い始めの処とか、病気が発覚して、それを相手に伝えられない処とかね。
2時間の二人芝居なので、まあセリフは読んでいただけとは言え、所々でトチリもあったけど、崎本大海はまあ上手かったと思う。でも、最初と最後じゃキャラ変わり過ぎ。鈴木亜美は最初セリフが聞き取りづらくて、これは結構辛いかなって思ったけど、途中からは気にならなくなった。キャラ的にも一貫してたな。まあこれは脚本演出の問題だけど。


男的には、違う男の名前を呼ばれるところは確かに嫌だな。原作ドラマだと、確かこの元不倫相手って結構絡んでくるんだよね。後、子供の話とか。まあ二人芝居だからね。
へー、深田恭子及川光博で2時間ドラマもやってたんだ。そりゃ知らなかったな。