「レディ・ウェポン」

id:type-rさんのブログで紹介されていて、日本公開&DVD化されてたのを知った。で、ビデオ半額の日でビデオ屋に行ったら、偶然見つけたのでレンタル。
町山さんと柳下さんのイベントで紹介されてこの作品を知ったので、「おバカ映画」かと思いきや、かなりの良作ですな、これ。
途中までアンヤ(ANYA)がマギー・Qで、主人公だと勘違いしたけど…。
とにかく「女優が戦う」というジャンルに関して香港映画の上にでるものは無いな。「クローサー」を観た時にも思ったけど。コメディ色は一切無し。全編シリアス路線。
エロは思ったより少なかったけど、卒業試験の後のシーンは知らないで観ると多分固まるな、「そこまでやるかっ!?」って感じで。まあある意味卒業なわけだが…。
卒業試験のアクションは秀逸。というか、これをグローバルスタンダードにしてもらいたいぐらいだ。香港の女優とは一体何なんだろう、コレぐらい出来ないと一流にはなれないということか。
「あずみ」のパクリか?言われるけど、もしそうだとしてもオリジナルより何倍もよく作ったら、パクリも何もあったもんじゃないな。
「アイドルでアクション映画」っていう「あずみ」はコンセプト自体は買えるのだが、内容が伴わなかったことを考えれば、残念でならない。上戸彩がこれくらいのアクションをやってくれたら大絶賛だったろうがな。
ストーリーも単純で、90分くらいのつくりは飽きが来なくて良いな。「デビルマン」の後に観たんだけど、その順番は正解だった。
type-rさん、いや良かったよこの映画。ありがとさんです。感謝感謝。