「愛についてのキンゼイ・レポート」

新宿の移動して、リーアム・ニーソン主演の「愛についてのキンゼイ・レポート」を観る。内容はまあ周知の通り、セックスに関する研究を行ってベストセラーになった研究書を発表した実在の人物の伝記映画。
誰しもが興味というか関心あることだけれども、誰もやらなかった事をするというのは主人公の資格を持っている。厳格だった父親のトラウマに接し、理解するシーンはなかなか感動した。
テーマ的には「無知こそが偏見を生み出す」ということだろう。だからこそその無知を明らかにしなければならないという使命感と、研究者としての偏屈さが18000人という人間に直に話を聞くという研究方法を可能にしたのだろう。
ティモシー・ハットンを久々に見た。一時、なぜか母親がビデオを借りてくるとこの人が主役の映画が多かった。特に好きだったというわけではなく「愛と〜」というタイトルのものは大体この人か、ウイリアム・ハートが主役だったというわけだ。好青年役が多かったが、オールバックでちょび髭なオジサマになってたな。