「雲のむこう、約束の場所」

ちょっと体調を崩し、今日は会社を休んだ。で、レンタルしてて観てなかった「雲のむこう、約束の場所」を観る。
ほぼ一人で作り上げた作品「ほしのこえ」で話題になった新海誠監督の最新作。まあ今回は一人じゃないみたいだけど…ってこの短時間では不可能だけどね。
ストーリーは、南北に分断されたもう一つの日本が舞台。敵地になった北海道に立てられた塔をめぐる話。ただ判り難い。
最後は「世界を救うのか、ヒロインを救うのか」っていう葛藤になるのだが、何故そうなるのかが良く解らないので、その葛藤が引き立たない。
映像はまあキレイだし、この人特有の細部にこだわる感じはよく出てるが、とりわけ今の時代のアニメで際立っているわけではない。
まあ、青春の淡さと世界(日本)の危機を融合させた話を、何とか許容範囲内で描き出せてたとは思う。