「サマータイムマシン・ブルース」

割引で1本190円の日に借りたのに、3泊4日だった事を忘れて、4日延滞してしまった。延滞金1200円。俺は馬鹿かっ!?しかも、この金の無い時に…orz


で、これで映画も面白くなかったら死にそうだと思ったが、まあまあ面白かった。ヌルい映画なのだが、まあそういうのもアリだな、こういう心境だと。


以下、ネタバレあり感想。まあ、大したネタは無かったけど。


所謂、「タイムマシンもの」で、凄い小さい規模の話なんだけど、登場人物の大学生5人の何も考えていない、考えないっぷりは案外リアリティがある気がするわ。目的もあっさり決まるが、まあ、その軽いノリっぽいのも、突っ込む気にはなれなかったし、すんなり行くのはまあ良かったな。
タイムマシンのルールも、適当に自由度が無いのも良かったかな。
タイムマシンもののお約束的な事は、まあそこそこやれてたかな。ただ、全てが1次的な事で、やった事を一つ一つ消化している感はあったな。意図的なのか、連鎖が無いので、難解な解決方法は無かったな。
人物も人間関係も全然掘って行かないので、話は浅い浅い。しかし、瑛太上野樹里の淡い恋愛話は、ウザくない位で良かったな。特に、最後、映画の誘いをOKして、暗室に入る前の上野樹里の表情がスゲーカワイイ。あんまり好きな女優じゃなかったけど、アレは良かった。それと対照となる、瑛太の気持ちの落ち込みは凄く理解出来る。そりゃあ、学生の恋愛だけど、ゴールを知るってのは、中々辛いな。だから、この後どうなるんだろう?って余韻が残るので、映画としては成功だな。
まあ、とにかく、悪い人間が出てこない映画だったな。