さあ、毎年恒例の映画ランキングですが、数えてみたらなんと12本。少なっ!

ランキングは以下のとおり。ルールに従い、劇場のみになっておりますので今年公開だったが、ビデオで観たり、ネットで観たりというのは省いております。よって「エイリアンvsプレデター」は外れております。

第一位 誰にでも秘密がある
第二位 スクール・オブ・ロック
第三位 ラブ・アクチュアリー
第四位 シービスケット
第五位 OLD BOY オールドボーイ
第六位 華氏911
第七位 キャシャーン
第八位 トロイ
第九位 スパイダーマン
第十位 キルビル Vol.2

ランク外
イノセンス
キング・アーサー

っても、12本じゃあ、ベスト10は難しいな。及第点は第四位の「シービスケット」までだな。「華氏911」はシナリオ的に観た時には趣向が違うのでここら辺でって感じ。

第一位 「誰にでも秘密がある」
今シーズンはギミック系の映画が殆ど無かった中で、唯一これがギミック系だったので。多分、ケムラ氏もホン氏も見ないと思うので、作り方のさわりだけ。

出だしは三姉妹の三女と、記号化されたような好男子イ・ビョンホンとの進展していくラブストーリー。普通にハッピーエンドになるが、ここで時間を戻し、三女との仲が進展していく裏では、長女、次女との間でも実は関係が進展していて・・・。

とにかく、後振りのネタのさりげない出し方に感服。確かに、少しだけ引っかかる。でも見逃したりはしない程度。拾い上げも大袈裟に拾わないし、そこらへんの潔さのセンスはスゴイ。

普通に考えたら、三姉妹全員にちょっかい出してるコイツ何者だよ!って突っ込みも一応ラストでまとめてた。賛否両論はあろうが。いや、途中からそれが気になっていたけど、そのまとめで1位になりましたな。


第二位 「スクール・オブ・ロック
これは見た日の日記に書いたので、割愛。
傑作ではないかもしれないが、秀作ですな。ストーリーの転がし方っていうのはこうやるんだっていう見本。