「恋におちたら〜僕の成功の秘密」

今回のシナリオの良かった所。
調子に乗っていた草なぎ剛演じる鈴木島男が、取締役会で突然社長を降ろされる。それを知り行きつけの飲み屋でかつての上司の金田明夫がくだを巻いている。飲み屋のスタッフの佐藤江梨子金田明夫に話し掛ける。
佐藤江梨子「私、未練がましい男って嫌い」
金田明夫「心配じゃないのか(ここ、ちょっと聞き取れず。でもまあこんなような事を言っていたような…)」
佐藤江梨子「私、鈍感な男も嫌い」
金田明夫佐藤江梨子も、本編のストーリーには何の関わりはない。ストーリーを動かす人物ではないが、端役っていうのはこういう使い方するんだよっていうお手本ですな。
今回のシナリオの悪かった所。
前回、会社を追われた堤真一演じる高柳徹。刺されて車椅子になった高柳は、調子に乗ってる鈴木島男和久井映見(七海)に付き添われて会いにいく。会社を前に、高柳は七海にこう言う「奴に伝えなければ行けない事があるんだ」。
で、実際に草なぎ君の前に行って、「桜庭には気を付けるんだ」。この桜庭っていうのは、草なぎ君と組んで一緒に堤真一の会社を乗っ取った人なんだけど、観ながら「そのままジャン!ホントにただの忠告ジャン!!」と吹き出しそうになった。予告になってるし、違う言い回しの方が良かったと思うんだけどな。
ちなみに脚本家は佐藤嗣麻子って人。あまり知らないんだけど、どうもアマチュア映画監督から上がってきた人みたいですな。
ドラマの一話で、スゲェよく出来た所と、スゲェだめだめの所が観れた、貴重な回だった。


うわぁ、「鈴木島男」がキーワードになってたからクリックしたら、草なぎ剛の写真が!!ネットで観たのは始めてかも。はてなが封鎖されませんように、されませんように…。命知らずがいたもんだ。
と思ったら、はてなのキーワードの写真で結構出てるね。無法地帯だな。でも、それ歓迎。