「ラブ・アクチュアリー」

「えー、そうですよ。なんだかんだ言ったって、ラブストーリーだけど
観ましたよ。たまには良いじゃないですか、いつもいつも
『赤か!?青か!?』っていう映画ばかりじゃないでしょう。
一つのジャンルとして確立されてるんだから、まったく無視っていうのもね。
まあ『タイタニック』は観てないですけど・・・」


と、あの人とあの人から突っ込みを受ける前に言い訳を書いて
おきました。
っていうか、まあ普通のラブストーリーなら却下だったんですが、
群像劇となると話は違う。19人の主要な登場人物が出てきて
9個の恋愛話が同時に進行するとなれば、その難しさを確かめず
にはいられない。
そして、リーアム・ニーソンアラン・リックマンが同時に出てる
となれば、『マイケル・コリンズ』の再来ではないか!*1


感想。『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記
の主要製作者が顔を揃えている。上の作品を観てはいないが何となく
観た感じになれたりして。
まあ、よく出来てたな。イギリス映画なのだからか、結構恋愛に関して
ガンガン行くって人物じゃないんだよね。何かアメリカ人には
片思いとかってないんじゃないか*2って
思える時もあるからね。とにかく行動。ダメだったら次!みたいな。
だから、後々の盛り上がり*3
ちゃんと出せたみたいな。
まあ、もちろんおざなりになっているカップルの話や解決してない
問題なんかもそのままだったりするけど、普通はこの中の一つの
エピソードで1本の映画作るんだよな、と思ったら結構お腹一杯に
なる感じかも。
っていうか、ヒュー・グラントって本当にラブコメの帝王っていう
地位を確立したよな〜。


タイトルの意味は、俺もこの日はふぐ食った。
いや、奇遇。っていうか、人の夕食のメニューを聞かずとも
わかる、はてなって、いや現代のPCに支配されている自分達とは何か!?
とか考えてしまったり、しなかったり。あるような、ないような
感じで実は無いような、あるような。でもやっぱりあるような・・・*4

*1:もちろんアイルランドの独立のために戦ったりしませんが・・・

*2:えー、もちろん偏見です

*3:少年の空港の場面なんか

*4:以下永遠にリピート