「マジで、悲しくてやり切れない…」

いや、マジで自殺して欲しくない人っているわけさ。そんなのこっちの勝手な
思い込みだってのは判ってるんだけど、人にはそれぞれ色んな事情があるのも
判ってるんだけど…。


加藤和彦は俺にとっては「カッコイイ大人」の代名詞だったわけで、
決して野心的にデビューしたわけじゃないのにヒット曲を連発して、
その後40年もその業界で食ってきた。
フォークルもサディスティック・ミカ・バンド*1もリアルタイムじゃなかったけど、やってる事のカッコよさはスゲー判った。
特にフォークルは「驚きももの木20世紀」で取り上げられたのを観てから、
イムジン河」と「悲しくてやりきれない」のエピソードは忘れられない。


長身でおだやかな人となりは、まあ俺にはない物だし、何をやらしてもソツなく
こなしてしまう器用さもそりゃ憧れだったさ。
畑は違うけど、そりゃ「カッコヨイ大人」として見てたわけさ。


確かに、野沢尚が自殺した時の方がショックはでかかったけど、自殺とかに
縁遠そうな人の自殺はショックだな。して欲しくなかったというか、しちゃダメだろ。


第一報を聞いた時に、自殺であって欲しくなかったけど、自殺だったね。
マジで、「このもやもや」をどうしたら良いのか…。
ご冥福をお祈りします。

*1:TO-Y」のプラスティックスのモデルだよね、多分